
ACLS Provider Course
ACLSプロバイダーコースについて
✓ ABOUT
成人の心停止に対する二次救命処置を学習するための二日間コースです。 モニター心電図や除細動器、薬剤などを用いたチーム蘇生を、マネキンを用いて実習します。 また心停止に陥る前の徐脈・頻脈への対処方法、急性冠症候群・虚血性脳卒中についても学習します。
✓ 特徴
ACLSは一人で施行できるものではなく、チームで作業を分担しながら効率よく蘇生処置を進める必要があります。 本コースではチームリーダーやチームメンバーに求められる救命処置についてマネキンを用いて実習します。 また単に蘇生処置を学習するだけではなく、心停止に陥る前の徐脈や頻脈の状態でどう対処するのかについても実習します。 また心停止の背景にある急性冠症候群や急性虚血性脳卒中について、DVD を見ながらディスカッションし、理解を深めていきます。
✓ 受講対象者
原則として医療従事者(医師・看護師・救急救命士など日本国内での医療国家試験有資格者)。
なお、臨床経験を有している方が望ましい内容が多く含まれていますので、医療従事者をめざしている学生(医学生、看護学生、薬学部学生など)の受講は原則として認めておりません。
しかしながら、十分に熱意と知識を有し、共用試験とOSCEを合格した学生についてはこの限りではありませんので、受講を希望される方は事務局までお問い合わせください。
✓ 事前学習について
ACLSプロバイダーマニュアル(G2015準拠 日本語版)のページ ii を確認し
"受講前自己評価" を行ないます。
☑ ページ ii の場所:目次ページの左側のページです。
☑ 拡大図の矢印の場所にコードが記載されています。
☑ ページ ii に記載の受講者用WEBサイトにアクセスします。☑ "Enter code from manual" と表示されたグレーボックスをクリックします。
☑ プロバイダーマニュアルに記載のコードを入力し "Submit" ボタンをクリックしてログインします。
☑ 関連リソースの "受講前準備チェックリスト" を印刷し手順を確認します。
☑ チェックリストに従って受講前自己評価を開始し、完了および合格します。
☑ 受講前自己評価終了後、認定書(スコア表)を印刷します。
☑ すべての手順を完了し、受講前準備チェックリストに署名します。
6/19現在、MacOS および iOS 上のSafariから受講前準備チェックリストがダウンロードできない不具合が報告されています。Macをお使いの方は他のブラウザ(Google Chrome 推奨)をインストールして、そちらからファイルのダウンロードを行うようご対応ください。
当日は下記をご持参下さい(必須)。
・受講前自己評価認定書(スコア表)
・受講前準備チェックリスト
コース終了までに上記書類を提出できない場合はカードをお渡し出来ません。
✓ 事前に準備・購入し当日持参するもの
☑ ACLSプロバイダーマニュアル G2015 準拠 日本語版(G2010の旧テキストは使用不可)
☑ 初回受講の方は、有効期限内のBLSプロバイダーカード または BLSインストラクターカード
☑ 更新受講の方は、有効期限内のACLSプロバイダーカード(BLSカードの有効期限は問いません)
☑ ポケットマスク(マウスピースが取り外せるもの。マウスピース固定タイプは不可)
☑ 筆記用具
☑ 受講前自己評価認定書(スコア表)
☑ 受講前準備チェックリスト
JCS-ITC 以外の団体でカードを取得された場合、当該団体の「受講証明書」および「WEB画面のハードコピー」は、カードに代わる受講証明書としては認められません。
✓ 受講前自己評価の開始と受講前準備チェックリストの入手方法
受講者用WEBサイトへのログインに成功すると下の画面が表示されます。
"事前学習について" の手順に従って受講の準備をお進めください。

✓ 補助教材(英語版)の予習について

✓ プロバイダーマニュアルに上記アイコンが表示された場合、リンク先の教材は関連リソースの「ACLS 補足用教材 PDF(新規ウィンドウで開きます)」からダウンロードできる英語版補助教材に全て含まれています。
✓ 英語版補助教材のPDFファイルをGoogle翻訳で日本語化する方法をブログに掲載しました。ご興味があればお試しください。
✓ リフレッシュメント・昼食について
休憩時にリフレッシュし学習効果を高めるため、飲料水やお茶菓子を用意しています。
ACLSコースでは昼食休憩にお弁当を用意してありますので、昼食のご持参は不要です。
✓ 標準的なレッスン内容
レッスン内容と所要時間の例(G2015 ACLSプロバイダーコース)
時間 レッスン内容(1日目) 0:10 レッスン1:コースの概要と構成 0:15 レッスン2:蘇生科学 0:15 レッスン3:体系的なアプローチ 0:45 レッスン4:質の高いBLS 0:15 休憩 0:45 レッスン5:気道確保 0:15 レッスン6:テクノロジーの確認 0:30 レッスン7:急性冠症候群 0:30 レッスン8:急性期脳卒中 1:00 昼食 0:30 レッスン9:チームダイナミクスとメガコード 0:15 休憩 0:02 レッスン10:心停止
時間 レッスン内容(2日目) レッスン11:血管確保(オプション) レッスン12:死への対応(オプション) 1:00 レッスン13:徐脈 1:00 レッスン14:安定性頻拍および不安定性頻拍 0:15 休憩 0:40 レッスン15:心拍再開直後 0:40 レッスン16:メガコード学習 1:00 昼食
✓ 2日目の昼食後にメガコードテストと筆記試験を行います。✓ コースにより各レッスンの時間、順番が上記例と異なる場合があります。
✓ 修了カード、バッジの配布について
すべてのレッスンを修了し、実技・筆記試験に合格された方にはAHA ACLSプロバイダーカードが発行されます。
初回受講の方にはカードと併せてバッジが配布されます。
更新受講の方へのバッジの配布はありません。
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ACLSプロバイダーコースについて
✓ ABOUT成人の心停止に対する二次救命処置を学習するための二日間コースです。 モニター心電図や除細動器、薬剤などを用いたチーム蘇生を、マネキンを用いて実習します。 また心停止に陥る前の徐脈・頻脈への対処方法、急性冠症候群・虚血性脳卒…
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ACLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2015 準拠
✓ 本書はAmerican Heart Association(AHA:アメリカ心臓協会)「ACLS(二次救命処置)コース」受講時に必要なテキストと位置づけられており、受講者1名が本書1冊を使用することを前提としています。…